6月6日に日比谷野外音楽堂において知的障害者の福祉サービスの確保を求める全国緊急集会がおこなわれ、私も会場に駆けつけた。大勢の参加者でむせ返る会場は今国会で議論されている障害者自立支援法に対する切なる不安が、不自由な身体をおして全国から集まる原動力となっていることを強く感じた。国会議員として壇上から皆様の前で挨拶をさせていただきながらも、私は皆様の元に駆け寄って手を握りたい思いをこらえながら「一緒にひとつずつ不安を取り除いていきましょう」声を張り上げるしかなかった。
問題は今私が取り組んでいる高齢者サービスの問題とまったく同様なのだ。
一所懸命努力しても障害者や加齢によって支援を余儀なくされる人が責められたり、ましてや生きるすべを失うことは許されない。また、個々の状況に応じた生き方ができる限り尊重されなければならない。国政とはまさにそうした人のために、何ができるかが仕事であろうと思う。
一方で働くことができるのに生活保護に甘んじて努力をしない人がいる。「年金なんか払わない。将来年金がもらえなくても生活保護が見てくれるじゃない」と豪語する人がいる。
せっかくサービスが開始された訪問ヘルパーさんに対し、無理難題を押し付けて、迷惑を掛けている人がいる。ごく一部の心ない人の言動が、障害のある人への嫌悪感を生み出してるのも事実である。
本当に支援が必要な人は誰なのか、どんな支援が必要なのか。支援する側の心得、支援を受ける側の心得、あるときは淡々と、あるときは感謝やねぎらいの言葉を込めてすすめていかなければならない。
「自分の家族だったらどうするか」「自分がそういう状況だったらどうありたいか」皆がそう考えることができる日本であれば、我が国がもっと心豊かで平和な国になるだろう。
私自身、声なき声に耳を傾け、目線をいつも等しくしながら「本当の平等」のあり方を模索してゆく覚悟だ。
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「一緒にひとつずつ不安を取り除いていきましょう!」

壇上から駆け下りて地元施設の方々と決意の固い握手
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