平成十九年度畜産物価格及び関連対策の決定に当たって


平成十九年三月八日
農林部会
総合農政調査会
畜産・酪農対策小委員会

 我が国畜産・酪農は、良質な食料を供給するとともに、地域社会・経済を支える重要な役割を果たしている。
 しかしながら、我が国畜産・酪農を取り巻く情勢は、配合飼料価格が高騰する中で、牛乳の消費低迷、肉用牛生産基盤の弱体化、高病原性鳥インフルエンザの発生、さらにWTO・EPA交渉の進展等、厳しい状況にある。
 このような状況を踏まえ、平成十九年度畜産物価格及び関連対策の決定に当たって、特に、左記の事項について、政府及び畜産・酪農関係団体にあっては、全力を尽くして取り組むよう求める。
 また、党として、今後の情勢の変化に対応しつつ、その推進状況を検証し、必要な対策について総合的な検討を行うものとする。

                         記

一 牛乳需給を改善し、酪農の安定的な発展に資するため、牛乳乳製品の効果的な消費拡大対策を推進すること。

二 配合飼料価格の上昇に対処して安定的・効率的な生産を確立するため、国産飼料の生産・利用拡大、生産性向上等の諸対策を推進するとともに、配合飼料価格安定制度の適切な運営を確保すること。

三 牛乳の需要拡大のため、チーズ向け牛乳の供給、国産チーズの製造が計画的に拡大されるよう推進すること。

四 肉用牛の繁殖基盤の減少に歯止めをかけ、国産牛肉の供給を拡大していくため、繁殖牛の増頭対策を推進すること。

五 家畜疾病対策の強化により生産性の向上・経営の安定化を図るため、効果的な飼養衛生管理技術の普及を促進すること。

六 日豪EPA交渉に係る農林水産物貿易調査会及び衆参農林水産委員会での決議を踏まえた確実な対応を行うこと。

以上